〓 ジェスチャーの会 〓 |
若き演出家、大野君のジェスチャーを芸術にするというキラメキの発想をどう料理するか大変でした。
理屈にならずナンセンスへの移行は、カステラのブレイクネタが救ってくれました。演出家が厳しくない分自由になりすぎて、10年前のシティーボーイズを思い出しました。混沌と秩序、計算されない混沌も楽しかったです。 まあ、いい加減ってことですが……(きたろう) |
 先生「山下さん、ジェスチャーの方は?」 山下「いえ、そんなには・・・」 |
とある公民館。会社帰りのサラリーマン藤川(きたろう)と、何も説明されずに連れてこられた同僚の山下(大竹)。どうやら趣味の集いらしい。藤川は山下に趣味を持つことを説いている。とそこへ会の先生(斉木)が現れる。先生は新顔の山下に会の主旨を朗々と語り出す。
先生「我々ジェスチャーの会は、昭和39年に発足しました。一般の方に芸術としてのジェスチャーを知ってもらおう。それが会の主旨です...ジュスチャーはどうしてもクイズの一つとして認識されがちですが、我々は芸術としてのジェスチャーの発展に尽くし、一健康法としても確立していきたい、と思っております...」
先生と藤川の執拗なジェスチャーのやりとりに、渋々応じ参加しはじめる山下だが...
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 藤川「柔らかい日常に鉄槌を下し、希望の光を見る男」 先生「お見事!藤川さん。お上手になられた」
 先生「私はアルバイトの分際でカステラを切ることを許された男ですよ」
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 先生「見事この桐の箱に入れて見せます。」 |  先生「はっ!」 |  山下「ちょっと!切って入れただけですか」 |
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〓 電 話 〓 |
舞台からはお客さんがどう観てるのか、分からないコントでした。笑いが、断片的にあるコントなので、やっていてちょっと不安でした。もっと煮詰めれば秀逸なコントになったでしょうね。時間と空間を越えるコント。まだまだおもしろいことができそう。三人とも、自分の持ち場があるようでなくて、お客の笑いに責任を持ちづらいコントでした。でも、可愛い八木田君(相手役)にセクハラコントできて満足、満足!(きたろう) |

援助交際相手に囲碁を教えようとする男・矢野
矢野「囲碁はね、一度にそんなにならべちゃ駄目なの」
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男女3組にはそれぞれの事情と状況がある。あの人には電話を掛けやすくて、話しやすいのに、あの人には電話を掛けにくくて 話しにくい。
電話がつなげる奇妙な関係と空間。
 3日前に父親が自殺したキャディー とコースを回る男・井上 |
 | 精力絶倫の妻をもつ男・大島
妻「これをどうしても飲んで下さい。」 大島「おまえの頭の中にはそれしかないのか。」
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 | 大島「例の先生への送り物の件だけど何が良いかな。」 矢野「何だっていいだろ、今忙しいから後で。」
大島「そんな事言わずに考えてくれよ。」
矢野「だったら井上に相談しろよ。」
大島「オレ井上苦手なんだよ。アイツと話していると変な気持ちになるんだよ。」
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| 井上「大島だろ。大島!先生への贈り物は蟹缶だぞ。蟹缶!わかったか。」 大島「うっ、うう」 井上「大島!何か言えよ。」 大島「ぐっ、ぐぐ」 井上「切っちゃえ。エイ!。」 ツー、ツー、ツー、 大島「ダメだ。やっぱり何も言えない・・・」 |
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〓 三鷹市民大学 〓 |
いやはや、久々に生みの苦しみを味わいましたね。詩は笑いに転化しずらいですよ。きどったことをしようとするとダメですね。でも、生み終わったあとの作品は可愛いです。話していて、楽しくなりました。よくまあ、お客さんも熱心に聞いてくれました。山頭火さんに感謝状をさしあげましょう。(きたろう) |
〓文 学〓 テーマ:詩について 講 師:沼田じんいち先生 内 容: かつては郷土史家として全国行脚をされていた沼田先生。 今回は生業を新たに文学・詩の読み解きという新境地に大挑戦。 詩人・山頭火を取り上げ。沼田先生独自の視点による大胆な解説。 “詩とは何か”が今ここに。 |  |
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 |  | 〓生活学〓 テーマ:最新マナー考 講 師:真奈守先生 内 容: かつては某民間航空会社離島線パイロットであった真奈守先生が、その機長時代の経験を元に、現代のマナーの乱れを正すとともに、「ウサギは怒られていることが分っていない!」 などの最新のマナー事情を踏まえた、聞いて為になる一家言がふんだんに。 これで貴方もマナー通。 |
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〓医 学〓 テーマ:足のウラのツボ健康法 講 師:等々力渓谷先生 内 容:“ボケない足はどんな足”を主題として、先生の長年の研究に基づく経験豊かな発想や、西洋医学偏重の日本社会に対する鋭い検証など、ツボ押しが痔の効用に大きくつながることを分かりやすい言葉で丁寧に解説。 これさえ知れば“おもいっきりテレビ”はもういらない。 |  |  |
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