From: Takuya Asada <asada@icsd6.tj.chiba-u.ac.jp>
Real-Date: Wed, 26 Oct 1994 16:21:24 +0900
Subject: [infotalk,06212] Re: browser with users' custom-made appearance?
Message-Id: <199510260739.QAA23349@plover.icsd6.tj.chiba-u.ac.jp>


あさだなのです。

たかださん> 
> そうか〜、ArenaやEmacsW3だと、もうStyleSheet機能が使えるのか。

まぁ、StyleSheet の仕様自体がまだドラフトの段階(今年中には決め
ちゃいたいらしいですが)だそうですので、まだまだこれからなんで
しょうけど。

> N-E-HTMLとかで「デザインした気」になってるページを粉砕するため、

# これは「ねっちてぃーえむえる」とでも読むのでしょうかねぇ。

> HTMLとかSGMLの本来の気持ちは文書(の断片)の再利用性みたいなとこ
> にもあると思います。

そういえばこの間、「ホームページのデザイン」なんて(不毛な)仕事
をやっていたのですが、お客さんやデザイナさんのイメージと、自分の
ポリシーとの間のギャップに、結構くろーしたです。

まぁ、個人的には今の HTML はちょっと、というのもあるですが…なん
となくですけど HTML のタグ世界って、意味を表しているでもなく体裁
を表しているでもない「中途ハンパ」な気がするんです。気のせいかも
しれませんが。

> だから、本当ならHTMLにはその手の情報は入れて欲しくなくて、別の
> 所謂StyleSheet定義言語で記述してもらうとかして欲しいのですが、
> 現実は最早、そんなこと言ってらんない、と。

昔、体裁に関する情報は、SGML の processing instruction ("<? …>" 
みたいなヤツ)で指定するのはどうだろう、と思ったコトもあるですが、
やっぱり StyleSheet を使う方がマットウといえばマットウですね。

土屋さん>
> フォントの定義ではありませんが、例えば縦書きで見ることができると嬉しい
> 気がします。日本語の詩などはやはり縦書きで見る方がしっくりきます。

なるほど。これはカッコいいですねぇ。

> そうですね。文書をモジュール化して再利用性を高めて、動的に切り貼りする
> ような用途にSGMLでいいかということについては疑問があります(SGMLの名前
> 空間の扱い方が素朴なので)が、今のところ資産をためる手段としては有効で
> しょう。

うーん…言われてみればそんな気もしてきました…。

# まぁ、私はまだ SGML ってのがどのくらい「イケる」モノなのか、よく
# わかってないのですが…(いちお本職だろ>自分)

> プレゼンテーションをさらに強化したHTML 4.0はなくて StyleSheetでガンバ
> ルようになると予想しています。

私はなんとなく、ネットを流れる情報はもっと PDL 的になっていくんじゃ
ないかなぁ、と思うコトもあるです。

なんかまとまってなくて、すんません。

あさだ たくや