From: ysato@etl.go.jp (Yutaka Sato 佐藤豊)
Real-Date: 8 Jan 1995 13:47:12 GMT
Subject: [infotalk,02745] Re: TIC DeleGate Users
Message-Id: <l3+N4.ysato@etl.go.jp>


On 01/05/95(17:17) Akihiro Shirahashi <sirahasi@titan.tisn.ad.jp> wrote
in <+199501050818.RAA04248@titan.tisn.ad.jp>
 |もしかすると、DeleGate サーバを上げていることの広報があまりできないの
 |は、DeleGate は(電総研で佐藤さんが研究活動として作られたものですから)
 |国有財産:-)なので、商用プロバイダとして使用するにはそのあたりの利用条
 |件からみの事が懸念されるということも関係しているのでしょうか?

中継サービスを有料でされたらナニですが(^_^;、そうでない限り問題は無いと
思います。

国立研究所でオリジナルに作られたソフトウェアの著作権や配布・利用条件につ
いては未だ確定したルールがあるわけではありませんし、今まさにルール作りの
ための経験を積んでいる段階です。そんなわけで、あまりはっきりしたことが言
えないのですが、もちろん私個人としてはフリーに配布してフリーに使って欲し
いし、実際これまでそうやって沢山の方のフィードバックを頂く事ができ、それ
によって前進して来れたわけです。電総研や工技院としても、このような研究活
動(あるいは社会への貢献^_^)の方法を承認してくれています。問題は法律とO
蔵方面にあるわけですが、昨今のインターネットフィーバー(^_^;とともに、欧米
産ネットワーク技術&ソフトただ乗りの問題はカスミが関でも意識されるように
なっているので、これを機に、海外への貢献のために国立研究所も利用して恩返
ししていかなくちゃというように、われわれにとって良い方向に向かってくれる
と信じています。

いずれにしても、現段階では、また当面は、DeleGateは単なる試作品ですから、
財産的価値を生じていません。非売品です(^_^)。そんなわけで、安心してご利
用下さい。

それはそうと「日本語コード変換用proxy」としての役割は、今後それほど長期
にわたって必要とはされないんじゃないでしょうか。。。

     //\^^    @ @   佐藤 豊 / Yutaka Sato <ysato@etl.go.jp>
   / 876m\   ( - )  通商産業省 工業技術院 電子技術総合研究所
  ETL,AIST,MITI _<   >_ 情報アーキテクチャ部 情報ベース研究室
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
#電車の中で考えて日曜大工で作ったので職務で作成したのでは無いとも言う。


From: 大山 隆一郎/Ryuichiro Ohyama <ohyama@yy.cs.keio.ac.jp>
Real-Date: Sun, 08 Jan 1995 16:39:00 +0900
Subject: [infotalk,02744] Re: How to use proxy server 
Message-Id: <199501080739.QAA26099@magenta.yy.cs.keio.ac.jp>


慶應大学の大山です. 

>>>>> ">>" == Akihiro Shirahashi <sirahasi@titan.tisn.ad.jp> writes:

>>>   CERN httpd 自体はそれ自体が、WWW の server ですので、情報提供用のサー
>>>   バとしても使うことができます。同じマシンの上で、情報提供用のサーバと、
>>>   proxy アクセス用のサーバを動かす場合は、別の port 番号で運用するのが
>>>   普通です。(情報提供用は 80, proxy 用は 8080 とか)

>>>   それに対して、DeleGate は、汎用の中継サーバで、WWW (http) のほかにも 
>>>   gopher や NetNews (nntp) などの中継も行うことができます。

この表現ですと, CERN httpdはhttpしか中継できないように読めてしまうの
ではないでしょうか. (実際にはhttp,gopher,ftp,nntp,waisが可能)

大山  隆一郎 (ohyama@yy.cs.keio.ac.jp)
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 計算機科学専攻 山本研究室 
<A HREF=http://www.yy.cs.keio.ac.jp/doc/ohyama.html>Personal information here</A>