From: masuo@mickey.slab.ntt.jp (Tsuyoshi Masuo)
Real-Date: Mon, 15 Aug 94 15:50:02 JST
Subject: [infotalk,01801] any concensus concerning to quote URL and Home Page? 
Message-Id: <9408150650.AA08544@mickey.slab.ntt.jp>



  こんにちは、増尾@NTTです。

>>>>> On Wed, 10 Aug 94 23:49:41 +0900, Kaoru Yamashita <kaoru@is.toyo-eng.co.jp> said:

Kaoru>   www.toyo-eng.co.jp の場合も、GNN のようにしたかったのですが、
Kaoru> 文章を考えているあいだにリンクを張られてしまいました。(Interop Program の
Kaoru> Top Level だけではなく、Booth Layout のページにもリンクを張ったサーバが
Kaoru> あるのには驚きましたが...)

  昨日まで夏休みをとっていたので、レスポンスが遅くなってしまい
ましたが、私たちがNetWorld+Interop94 Tokyoで立ちあげたサーバ
www.ntt.japan.interop.net ではたしかに、www.toyo-eng.co.jpの
Booth Layout のページにリンクを張らしていただきました。
  リンクを張る時には多少”いいのかな?”という気もしましたが、
このサーバ自身がInterop開催中の期間限定であることや、このML
でも挙げられていましたが、リンクを張ることと論文などの参考文献
とのアナロジーで自分なりに問題ないだろうと判断して特に断りも
なしに、URLを埋め込んだ次第です。

  ただ、よく考えてみると論文の参考文献では、”誰がいつどの本
(論文)で書いたか”というのが、陽に示されますが、WWWのリンクの
場合は必ずしもそうでないので、アナロジー的に考えるのはふさわしく
ないかもしれませんね。実際、今回の私たちのリンクの張り方も
アンカー部分には東洋エンジニアリングに関する情報は全くのせて
いませんでしたので、一般ユーザにはこのBooth Layoutの情報もNTTが
用意したものだという印象を与えてしまったかもしれず、まずかった
かもしれません。

  WWWにおいて、この、情報の出どころが陽に見えにくい、逆にいえば、
ユーザに意識させず全情報をシームレスに継ぐというのは、メリットでも
あると思うのですが、特に商用利用を考えた場合、そうとばかりもいって
られないと、一連の議論で再認識しました。

  どうあるべきかというのは、なかなか結論が出にくいと思いますが、
これからは多少慎重になりたいと思います。

	増尾  剛   masuo@slab.ntt.jp
	NTTソフトウェア研究所