From: TAKADA Toshihiro (高田敏弘) <takada@seraph.ntt.jp>
Real-Date: Fri, 17 Dec 1993 20:02:54 +0900
Subject: [infotalk,00620] Re: Mosaic on Xaw
Message-Id: <9312171102.AA11472@seraph.ntt.jp>
こんにちは、たかだです。しばし会社に寄ってます。明日からまた消えます。
ええと、自分で書いててもなんかヤボなメールだと思いつつも...
In <infotalk:00617>
"田路 龍太郎 (Ryutaro TOJI) <touji@icssun-2.NTT>"-san writes:
> comp.os.386bsd.misc で
> >One of the ncsa staff, Eric Bina, got so irritated about people complaining
> >about the Motif design decision that he did about a 10 hour port to Xaw.
> >The source is on the regular Mosaic ftp server, but in /bina/outgoing. I
> ...
> ということで、まだごく基本的な部分がサポートされたという状況です。非
> Motif ユーザの皆さんはせっせとバグ出ししてパッチを送ってあげませう。
この Mosaic with Xaw のバグレポートを送ってはいけません。(-_-;
comp.infosystems.www に目を通している人は事情を知っていると思いますが、
読んでいない方もいるでしょうから、一応、XawMosaic誕生の背景を...
これは主に comp.infosystems.www で観察された遣り取りのみに基づいていま
す。記憶で書いてますし、私の偏見もあるので、多分この要約は不正確です。
あしからず。
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[その1]
・そもそも最初に、MosaicはMotifのライブラリをリンクしたバイナリを配っ
ているが、これはOSFのライセンスに違反するんじゃないかという指摘が出
た(同じような話がinfotalkでもありましたね)。
・「そうだ」「いや違う」という意見が乱れ飛ぶ。
・NCSAのMarcから、NCSAはOSFのeducational license (正確なライセンスの
名前は覚えていません)を持っているから大丈夫だと説明がある。
・それでも「そんな筈はない、駄目だ」という奴がいる。
・OSFのライセンス方面の担当者から、OSFが発行している様々なライセンス
のと、それをを持っていると何が可能か、そして、「NCSAはその内のこれ
これのライセンスだから問題ない」との記事がポストされる。
・それでもなお「いや、そんな筈はない。駄目に決まってる」という、自分
が裁判官だか法律気取りの奴がいる。
・Marc, やや切れる...
[その2]
・上の[その1]の話から派生して、主にFreeUNIX (NetBSD, BSD386, 386/BSD,
Lynux, ...) on 386/486を使っているような人々から、「Motifで書かれて
いるとMotifを買わんといかん。freewareはMotifを使うべきではない」と
いう意見が出る。
・「そうだそうだ」とか、「それならtkWWWとかもあるぞ」とか、「現在の
386BSD文化というものも理解して頂戴」、などの意見が乱れ飛ぶ。
・Marcあたり(だったかな)が、これこれの理由でMotifを選んだ。他のツール
キットを使う/サポートする予定はない、と言った。
・「俺が困っている。Motif以外をサポートしろ」とか、「NCSAはtck/tkで
Mosaicを書き直すべきだ」とか、いろんな連中がわらわらと出てくる。
・Eric (Mosaic for X の共同開発者, というか最近ではメインのプログラマ
かもしんない)、ブチ切れる。
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で、ブチ切れた Eric は "Merry $*!@ing Christmas!" というサブジェクトの
記事で、
・じゃあそう言ってるおめーらは何したんだよ。何かしようとしたのかよ。
ただディスプレイの前に座って文句たれてるだけじゃねえか。
・実際、ちょっとの努力でMosaicをMotif以外で動かすこともできる。ただ
し文句たれてるあんたらは、実際にそれをやろうとしない/できない馬鹿
たればっかしだけどね。
・つー訳で、俺は、それが本当に簡単にできる(けどおめーらはやらない)こ
とを証明するためにこれを作った。
・Needless to say I will ignore all questions and bug reports about
this silly hacked version. It is just proof of concept (or proof
of idiocy).
と言ってこれを公開した。この後も、
・「NCSAは税金で運営されている機関だ。だからNCSAの人間はその税金を払っ
ているものの言うことを聞かなければならない。それがいやならNCSAから
出てって会社でも作んな」とか、
・「んじゃあ、NCSAのそのMotifのライセンスは我々の税金で買われたつー
訳かい?」
とか、余りに低レベルな記事がいまだに出続けてます。
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という訳で、バグレポートを送ってはいけません。火に油を注ぎます。(-_-;;;
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あー長かった...
でも、これが本当に低レベルな議論かというと、まあ確かに子供が自分も
おもちゃが欲しいんで泣いて駄々こねてるだけなんだけど、でも、難しい
問題も含んでいて、例えばこれは昔infotalkでちょっと話題にもなった、
「公共性」と「義務」の問題とかの良い一例だとも思えるような気もしま
す(違うかなぁ... > 明田さん)。
これから、計算機のプロも素人も、大人も子供も、熊もペンギンも(嘘)、
Internetに入って来る時代になると、どんどんこーゆー問題が出てくると
思う。
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NTT基礎研究所 情報科学研究部 高田敏弘
<http://www.ntt.jp/people/takada/> takada@nttlab.ntt.JP
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From: Maybe TABOO <y-koga@ccs.mt.nec.co.jp>
Real-Date: Fri, 17 Dec 1993 13:46:02 +0900
Subject: [infotalk,00619] gopherd's BUG ?
Message-Id: <9312170446.AA00961@sple191.ccs.mt.nec.co.jp>
こが@NECです☆
いつも質問ばかりで申し訳ないです。。。
今回も質問なのですが、gopherd で Type=9 (binary) でファイルを置
いた場合、アクセスされると core を吐くことってありませんか?
とゆーのも、近頃世の中の FTP サイトで gopher サービスも行ってい
るらしき所(.cap ディレクトリがあったりする)でしばしば core ファ
イルが見られるのです。うちで試験運用中の gopherd では Type=9 の
時か、Type=0 (text) で置いておいて、実はバイナリファイルで、「バ
イナリじゃないの」って聞いて来て、それで続けた時に core を吐いて
いるようです。
もしもこれが gopherd のバグで known BUG で何らかの形で対策なりが
あったら教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。
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// こがよういちろう@NECオープン研 //
// e-mail: y-koga@ccs.mt.nec.co.jp //
From: 大山 隆一郎/Ryuichiro Ohyama <ohyama@yy.cs.keio.ac.jp>
Real-Date: Fri, 17 Dec 1993 10:52:24 +0900
Subject: [infotalk,00618] Document about Dept. of Computer Science, Keio Univ.
Message-Id: <199312170152.KAA12643@riho.yy.cs.keio.ac.jp>
慶応大学の大山です.
慶応のサーバの某ページにはすでに出ているのでお気づきの方もおられるかと
思いますが, この度慶應義塾大学理工学研究科計算機科学専攻の広報用パンフ
レットのHTML版(英語)が完成したのでお知らせします.
<A HREF="http://www.yy.cs.keio.ac.jp/contrib/ohyama/DCS/Contents.html">here</A>
内容は,
* 大学と専攻の概要
* 各教員の研究紹介(写真入り :-))
などです.
元々1991年に作成されたものなので, データの一部が古くなっています(専攻
主任が変わったりしています)が, 御容赦下さい.
大山 隆一郎 (ohyama@yy.cs.keio.ac.jp)
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 計算機科学専攻 山本研究室