From: TAKADA Toshihiro (高田敏弘) <takada@seraph.NTT.JP>
Real-Date: Fri, 16 Jul 1993 13:46:04 +0900
Subject: [infotalk,00243] xmosaic1.2 and more...
Message-Id: <9307160446.AA20504@seraph.ntt.jp>


もういっちょ、たかだです。

調子にのって、最近の感じてることでもつらつら書いてみましょう...

--------
最近は infosystem 関係も、興味を持ってハックするという方向より、単なる日
常生活の道具になってきてしまいました(だからあまりここに書くことがない)。

もっぱら使ってるのは、相変わらず xmosaic の 1.2 です。あとは、xarchie と
xwais をちょっと。FTP 等をするときも、README 等がその場で読めるという便
利さに負けて、xmosaic 経由でやってしまいます。本当は mosaic や gopher 経
由だと一回一回コネクトするので、サーバに負担をかけて良くないのですが。

--------
最近の xmosaic には Group Annotations の機能とかも入りました。以前から
xmosaic には、表示されるページ(でいいのかな用語は)毎に、個人単位で
annotation (いわゆるメモ)が付けられるようになっていたのですが、 Group
Annotations とは、このメモを複数の人間で共有できるようになったものです。
共有の仕組みは、Group 毎に Group Annotaion 用のサーバを用意するというも
のです。X resources に

	XMosaic*annotationServer: hoohoo.ncsa.uiuc.edu:8001

という一行を入れると、NCSA で実験的に開いているサーバを使うことができま
す。

このサーバが開かれてから1か月くらい経っているようですが、結構色々と書い
ている人もいます。更に他人の annotation に annotation を付けるような奴も
いるし、annotation の最後にいわゆる signature に相当するリンクなども張ら
れていて、これを見にいくと、また気合の入った自己紹介が書いてあったりする
し(4行以内とかそういう問題ではない ^^;)。

ひょっとしたらもうどこかで、NetNews とはまた別の新たな情報世界が展開して
るかもしれないですね、これは。

--------
それにしても最近、WWW や gopher の世界(web world とでも呼ぼうか)も日増し
に巨大になってきてます。

xmosaic を使っていて、「を! これは」と思うページを見つけると Hotlist に
しまっておくようにしているのですが、最近、その Hotlist 自体も巨大化して
きて、何が何やら分からんというか。(-_-;

NetNews を読んでいて、「を! これは」と思う記事は片っ端からセーブして行っ
た結果、~/.News という私のディレクトリが15Mくらいあって、何やらもう分か
らんという状況が再び繰り返されているというか。

xmosaic の場合、セーブするのは記事そのものではなくポインタだけなので、容
量自体は大したことないのですが、逆にポインタだけだと、最終兵器の

	% egrep -i hogehoge ~/.News/*

という技が使えないのが悲しい。(-_-;;;

Hotlist を使うのではなくて、こういった外の情報へのポインタを集めた自分の
ページを、その内容の注釈付で作っていけば、もうちょっと状況はましになるの
かなあ、と思いつつも面倒臭くていちいちやってらんない。

ここら辺を自動化して、そういった自分のページにポインタを付け加えていく機
能(その場でコメント入力させるようにすれば何とかなるかもしれない)なんぞを
入れたら、便利であろうか?

--------
などが最近考えていることです。

余りに取り止めなくてすいませんです。

それでは。

========================================================================
NTT基礎研究所 情報科学研究部                                 高田敏弘
分散コンピューティング原理研究グループ              takada@nttlab.ntt.JP
========================================================================


From: TAKADA Toshihiro (高田敏弘) <takada@seraph.NTT.JP>
Real-Date: Fri, 16 Jul 1993 12:57:52 +0900
Subject: [infotalk,00242] introducing "infotalk-DB"
Message-Id: <9307160357.AA20331@seraph.ntt.jp>


たかだです。

北野さんからMLの過去のバックナンバーについて質問があったので、
ついでにML本体にも紹介します(ちょくちょく紹介した方がいいですね)。

--------
infotalk-ML の過去のバックナンバー他をメールにて取り寄せることが
できます。

受け付け窓口は

	infotalk-db@square.ntt.jp
                ~~~
です。このメールの最後に、Help と現在のファイル一覧(dir コマンドで
取れてくる結果)を付けます。

取り敢えず、過去の infotalk-ML のバックナンバーと、大山さんの
xgopher.1.3 i18n patch を載せてみました(注: これはもう古いバージョン
ですね。新しいのを持ってこねば)。この他にも、あれを載せよう、これを
載せてくれ等の要望は、高田までお寄せ下さい。

なにぶん実験システムなのでたまにコケたりするかもしれませんが、そこ
ら辺は御容赦をば。

そんでは、お楽しみ下さい。

========================================================================
NTT基礎研究所 情報科学研究部                                 高田敏弘
分散コンピューティング原理研究グループ              takada@nttlab.ntt.JP
========================================================================


--------------------------------- Help ---------------------------------

こんにちは。こちらは infotalk-db@square.ntt.jp です。


[1] infotalk-db の使い方

本サービスの使い方を簡単に説明します。使い方は非常に簡単で、サブジェク
ト行にコマンドとその引数を書けばよいだけです。例えば、

	To: infotalk-db@square.ntt.jp
	Subject: dir

という(ボディは空の)メールを送れば、このサーバーに収められているファイ
ルの一覧表が返送されます。

現在サポートされているコマンドは、

	・help
	・dir
	・get <filename...

の3つだけです。help コマンドは今読んでいるこの文章を送り返します。以下、
dir コマンド, get コマンドについて説明します。


[2] dir コマンド

dir コマンドは、[1]でも触れたようにこのサーバーに収められているファイ
ルの一覧表を送り返します。

	To: infotalk-db@square.ntt.jp
	Subject: dir

という(ボディは空の)メールを送って下さい。


[3] get コマンド
	
dir コマンドで取り寄せたファイルの一覧を見て、もし欲しいファイルがあっ
た場合は、get コマンドでそのファイルを取り寄せることができます。例えば、

	To: infotalk-db@square.ntt.jp
	Subject: get infotalk/00000-00019.tar.Z.uu

というメールを送って頂くと、折り返しそのファイルをメールにて返送します。
get コマンドに複数の引数を与えたい場合は、

	To: infotalk-db@square.ntt.jp
	Subject: get Help Index

のように、複数の引数をサブジェクト行に書いても良いですし、

	To: infotalk-db@square.ntt.jp
	Subject: get
	----
	infotalk/00000-00019.tar.Z.uu
	infotalk/00020-00039.tar.Z.uu

のように、本文部分に引数を並べても構いません。

ファイル名の指定は、C-shell のコマンド行と同様、'*' や '?' といったワ
イルドカードや、'{a,b,c}' '[abc]' などの記法が使えます。ただし get の
引数としてディレクトリを指定することはできませんので、注意して下さい。


[4] infotalk-db と MIME-mail

infotalk-db では返送するメールに MIME-mail (参照: RFC-1341) を使用して
います。

例えば get コマンドで複数のファイルを要求した場合、各ファイルは MIME 
の "message/multipart" 形式で送り返されます。また巨大なファイルが要求
された場合は 100K毎のメールに分割して送り返すようになっていますが、こ
の時は MIME の "message/partial" 形式が用いられます。

これらの MIME 形式のメールは、もちろん手でファイルの分割/結合の処理を
することも可能ですが、出来るならば MIME 準拠のメイラを入手してそれを用
いた方が遥かに便利だと思われます。MIME 準拠のメイラとしては metamail,
MH-6.8, vin 等がありますので、この際使ってみるのはいかがでしょう?


[6] さいごに

本サービスに関する御意見/御質問等は、

	infotalk-db-admin@square.ntt.jp

までどうぞ。また、これを載せて欲しい、あれも... 等の御要望もお待ちして
います。時間があれば WAIS で過去のメール等を検索できるようにもしたいと
思っているのですが、なかなか... (^_^;

という訳で、まあ、試しに使ってみて下さい。

それでは。

# infotalk-db は Enterprise Integration Technologies (eitech.com) の
# ServiceMail(tm) Toolkit (svcmail-2.0), およびそれに含まれている 
# Multimedia E-mail SHell (mesh) サーバーを使って実現されています。
========================================================================
NTT基礎研究所 情報科学研究部                                 高田敏弘
分散コンピューティング原理研究グループ              takada@nttlab.ntt.JP
========================================================================
--------------------------------- Help ---------------------------------

--------------------------------- Index --------------------------------
total 12
-rw-rw-r--  1 takada       3595 Jun  3 19:29 Help
-rw-rw-rw-  1 takada       1032 Jun  3 19:50 Index
-rw-rw-r--  1 takada       3104 Jul 16 01:51 Member
drwxrwxr-x  2 takada        512 Jun  3 19:29 i18n-patch
drwxrwxr-x  2 takada        512 Jul 16 11:16 infotalk

i18n-patch:
total 22
-rw-rw-r--  1 takada      22509 Jun  3 19:29 xgopher.1.3

infotalk:
total 482
-rw-rw-r--  1 takada      29680 Jun  3 19:30 00000-00019.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      43224 Jun  3 19:30 00020-00039.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      33916 Jun  3 19:30 00040-00059.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      62274 Jun  3 19:30 00060-00079.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      38648 Jun  3 19:30 00080-00099.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      35660 Jun  3 19:30 00100-00119.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      33668 Jun  3 19:30 00120-00139.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      32556 Jun  3 19:30 00140-00159.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      66618 Jun  3 19:30 00160-00179.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      31536 Jun  3 19:30 00180-00199.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      53516 Jul 16 11:16 00200-00219.tar.Z.uu
-rw-rw-r--  1 takada      27270 Jul 16 11:16 00220-00239.tar.Z.uu
--------------------------------- Index --------------------------------



From: TAKADA Toshihiro (高田敏弘) <takada@seraph.NTT.JP>
Real-Date: Fri, 16 Jul 1993 02:36:04 +0900
Subject: [infotalk,00241] STUDIO VOICE (AUG)
Message-Id: <9307151736.AA17977@seraph.ntt.jp>


こんにちは、たかだです。

・NTT通信ソフトウェア本部関西通信ソフトウェアセンタの北野功さん
> infotalk メーリングリストへ参加したいので、宜しくお願い致します。
> (私は、只の利用者です。)

が、新たに参加されました。よろしくお願いします。

--------
さて、雑誌 "STUDIO VOICE" の最新(8月)号、

「特集: New Edges マルチ・メディアが創るポスト・サイバー・パンク」

は、なかなか面白いかもしれません。特集を仕切ってるのは、伊藤穣一
竹邑光裕の二人で、内容は... めんどくさいのでキーワードを拾ってみ
ると、

new edge, Terence McKenna, Timothy Leary, MONDE, WIRED, rave,
Internet, Wild Palms, WAX, Expanded Book, Cyber Space, 高城剛, 
庄野晴彦, 松浦雅也

... 怪しいっす。(^_^;

インターネットに関しても計4ページくらい紹介されていて、

・WAIS,
・IP multicast を使った音声会議システム, 
・"WAX" が今年の5月にインターネットで「上映」された云々
  (これもきっと IP multicast の実験だろうな),
・アメリカだと月20ドル程度の費用で個人で利用出来るが、
  日本では個人ではまだまだ...

などなど、簡単に書かれていました。

「インターネットで CIA のデータベースにアクセスする...」とか書か
れていると、いかにも危なげですが、多分、WAIS/Gopher 経由の CIA
World Fact Book のことを言ってるのだろうな。(^_^;

========================================================================
NTT基礎研究所 情報科学研究部                                 高田敏弘
分散コンピューティング原理研究グループ              takada@nttlab.ntt.JP
========================================================================