デンマーク4日目

[Aug 27 1995]

そもそも僕が何故デンマークに行っているかと云うと,今年のデンマークを皮 切りに北欧を二年程かけて回る‘Japan Today’と云う日本の現代アートをテー マとした巡回展がLouisicana Museum で始まりまして,そいで,二年に一度 Louisiana Museum で DIEM (Denish Institute of the Electronic Music )の 主催する現代音楽の演奏会 Musiana xx ってのがあると云うので,二つが合体 して,“Musiana 95 Japan-Denmark”ってのが催されてそこに曲の発表&コ ンピュータのお守に行ったと云う訳で.

今日,日曜日は少しゆっくり出来て,昨日の落ち込みからも少し恢復しつつ, Mari さんのviolin演奏や,Harry, tako & yoko のtrio の音楽を楽しませて 貰った.でも,撤収その他機材の準備はコンサートの後手伝わなければ不可な かったのですが…….

終った後,例によって例のごとく皆で Louisiana Museum のボートハウスで食 事.Mari さん,Yoko さんと息投合して話しは深夜に及ぶ.Mariさんの尊敬す る先生の一人が僕が父と慕うPaul Zukofsky であることが判明したので,彼の 話しでも異常に盛り上がった.Paul は今頃,USCのShoenberg Institute でまた忙しくしてい るのだろうね.

食後,三人で海岸を散歩です.7時位だとまだ昼の様に明るく,静かな海は美 しいことこの上ない.「明日,泳ぎましょうね」と云う,Mari & Yoko のお姉 さま方に「僕はカナズチでして」.海から上がって三人でビール飲んで「何か, タヒチ見たいやね」とか言っていると,Wayne がやって来た.彼は毎朝泳いで いて,寒くなっているのも徐々になので,特に寒くはないよとか言っていた.

Harry はCobenhavn の友人の家にもう発ってしまったし,tako はすでにオラ ンダに帰ったし「ゲストハウスに泊まって行ったら?」と云う二人のお姉様の 言葉を丁重に辞退してホテルに戻ったのは随分遅く…….でもSvend も玲玲ちゃ んも,大村さんもラウンジにいて,アクアヴィットと云うお酒を貰う……飲み やすい……日本に買って帰ろうかと思ったりして…….


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