昨日,レモンヨーグルトちゅうのを買って,まあまあ美味しかったのだけれど, カップに,「レモン12個分のビタミンCが入ってます」って書いてあって,そ んなにビタミンC採ってどうすんねんちゅう話しもあるんだけれど,まあ,な んとなく健康に良さそうな感じがして……,それはそれで身体にいいと云うこ とは,嬉しいことではあるんだけれどね,僕にとっては.
で,何でレモンなのかと云う疑問が湧いてくる訳ですが,やっぱり,酸っぱい =ビタミンC,黄色=ビタミンC と云うイメージがレモンをビタミンCの単位に してる様な気がする.後,電話で話していた友達は,「それ程,レモンが世間 には何処にでもいっぱりあるってことなんじゃなあい」と言っていたのですが, 梶井基次郎も丸善に持って行く訳だし,夏蜜柑とかじゃ,ものによって,ビタ ミンの量も均一ではなさそうだし,なんとなくアメリカでだーっと作られてい るレモンが一個一個のビタミンの量にバラツキがなさそうだと云うことで,レ モンなのかなと車を運転する道すがら考えてた.
やっぱり,カロリーとかの計算でも,「ご飯一膳」とかが単位になったりする 訳だし,ゴルフバッグ幾つ分の広さのトランクとか(これは僕には全くピンと 来ないですが)こう言ったものの表現も他にもいろいろある訳で,そんな中で はなんとなくレモン幾つってのはちゃんとデノミの出来てる方じゃないのかな と思う.
#だけど,蜜柑の様に一個まるごと味わったってこともないし,「で,どれく らい」と云う疑問を持ち始めたら,実はよう分からん.
こう云う物で量を表現するのって,ある意味では,ヘクトパスカルとかppm と かそう云う単位,ビタミンだったらグラムかな,そう云うのより世間一般の人 には馴染みやすい訳で,僕は結構どんどんやってちゅう感じがしてます.
数字が絶対だとか云う様な,科学者の一般の人におそれを抱かせる,科学信仰 の様なものは本当に科学者の自惚れと云うか,今世紀の最もヤバイ社会のカリ スマなんだと思うけれど,ニュースとかでも数字を出していろいろ説明される と全然分からないのに,なんとなくふーんそうなのかなと思ったりしてしまう んよね,僕等科学に携わっている者でも.
何 ppmとか言われてもこの空気が水が悪いのかどうかなんて僕には分からない 訳で,こんだけだと鮎は生きて行けないとか,そう云う言い方の方がよっぽど ピンと来るんよね.こう云うのんが,言葉を砕くって云うか,やっぱり科学者 が,社会で生活をする上で,気を配らないと不可ないことなんじゃないかなと か思ったりするんやね.
権威≠権威主義ちゅうかね.